今月のチーズのお話

2015 April

ブラッティーナ
ブラッティーナ

掲載日:2015/04/01

ブラッティーナ
Burratina

ブラッティーナ Burratina

クリーミー&ジューシー!モッツァレッラの生地の中に刻んだカードとクリームをまぜあわせたものがたっぷり詰まってます。 ナイフを入れると中からクリーミーな生地が現れます。
はじめて「ブッラータ」と出会ったのはローマです。中から出てくるとろ~りとしたクリームがまるでデザートのようにほんのり甘く、それまで知っていたチーズとは明らかに違うと感じました。どうしてもその製造を見たいと強く思い、1990年後半にプーリアを訪れたのです。
「ブッラータ」の歴史は比較的新しく、製造がはじまったのは1920年代のこと。プーリア州にある海辺の街、バーリに近いアンドリアに住むビアンキーニさんのアイディアで生まれたといわれています。ある日、モッツァレッラをつくるカードが余り処理に困ってしまったことから、モッツァレッラを袋状にして中に生クリームを混ぜたカードを入れることを思いついたというのです。賞味期間が非常に短いため、輸送には向かないチーズでしたが、技術の進歩で近年では日本でもやっと手に入るようになりました。
また、モッツァレッラ用カードの有効な利用方法としてその製法が各地に伝播し、今日では国産のブッラータも登場しています。フェルミエでは長い間、ブッラータと同じ製法でつくるイルフォルテート社の「テネレッラ」を紹介してきましたが、本場のブッラータをリクエストされることも多く、プーリアからの輸入を何度も試みてまいりました。しかし輸送が便利になったとはいえ、プーリアからの輸送はコスト高になる上にリスクが伴いました。その問題を解決してくれたのが、モッツァレッラ・ディ・ブーファラなどフレッシュチーズを製造するカーサ・マダイオ社でした。
ブッラータは通常250gの大きさですが、小さいブッラータを意味する「ブラッティーナ」を作ってくれたのです。可愛らしい125gのものが2個入ったパッケージです。袋状の閉じた部分が薄く、中にはクリームがたっぷり詰まっています。ジューシーでクリーミーな生地は濃厚で、そのままでもデザートとしても美味しく召し上がっていただけます。また、みじん切りしたトマトと乾燥オレガノ、塩、胡椒、オリーヴオイルでいただくプーリア風もぜひお試しください。

ブラッティーナ Burratina
約125g×2個 本体価格(税抜)1,990円(税込 2,150円)
●フレッシュタイプ ●牛乳製 ●約125g×2個 ●イタリア カンパーニャ州産
※賞味期間は入荷より10日程度です。